園の紹介|三重県桑名市|マリア・モンテッソーリ幼稚園|学校法人聖華学園
園の紹介
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当園について
当園はカトリック・メリノール宣教会会員、元桑名カトリック教会主任司祭マーク・テニエン神父の大きな理解と努力、また桑名市長様はじめ県市当局、地元のご理解とご協力のもと、1962年、カトリック信仰に基づく幼児教育を発足しました。
以来、半世紀以上にわたり「子どもたちの幸せのために」をモットーに保育を邁進しております。
教育方針と特色
給食とお弁当
当園では月曜~金曜の週5日給食を実施いたします。お母さんの手作り弁当も可能です。
体育活動
体育活動については、園外より体操専門の先生においでいただき、全園児対象に体操の時間を週に2回設けております。
体操活動時においては、各クラス担任も一緒に活動し、体操の先生と連絡を密に取り、各自に適した運動を取り入れていくように心がけております。
特別英語
当園では設立以来、真の国際人となるために、必要不可欠な英語教育を希望園児を対象に行っております。
幼児期はあらゆることがらに敏感であり、特に語学においては視覚はもとより、聴覚に訴える学習法で遊びながら楽しく習得できます。
まずABCから馴れ始め、次第に挨拶や歌、動植物などの単語へと発展していきます。
絵本の読み聞かせ
当園では、落ち着いて人の話を聞く。本の関心を高める。の方針で、絵本の読み聞かせを重視しています。
1日3回は先生が子どもたちに絵本を読み聞かせをし、幼稚園の蔵書の貸し出しもしています。
お祈りと賛美歌
キリスト教幼稚園の特色としてお祈りをし聖歌を歌います。
なぜそうするのかを簡単にご説明いたしましょう。
「頭のよい子に育てましょう」「丈夫な健康な子どもに育てましょう」と盛んに叫ばれている今日ですが、教育に何かが欠けていると多くの人が感じている現状です。
知育・体育に熱心な親や先生も、徳育のこととなると力を入れたいと考えても戸惑ってしまうのが現実ではないでしょうか。
角度を変えてこの事実を眺めてみますと、欠点だらけの人間が自らの力でほかの人の教育をしようと、力みすぎた結果といえないでしょうか。
子どもを教育するということは、建物を作ることのように人間の工夫と努力だけでは成し得ないものです。
生命と心を宿している一個の人間を育て、導いていくためにはあまりにも親も教師も無力なのです。
教育は、神と人との共同の業であることを忘れてはなりません。
教育はよき社会人としての教養と技術と人格を培かい、健康で幸福な社会生活へと準備させ導くことといえます。
そこには神と多くの人々との交わりが不可欠のものとなります。
たとえ人間同志の交わりの技術を身につけ、上手に付き合うことを頭で理解しても、神との交わりを通し、学び得た他人と接する心がなければ、円満な社会生活を営むことができないでしょう。
すべてのことに先んじてどのような教科の土台にもこの神との交わりの心があるべきだと私たちは考えるのです。
お祈りをし聖歌を歌い神のことについて学ぶのは、神と人間との根本的な関係をよく理解し神と交わることによって自らを高めるためなのです。幼な子が可愛い手を合わせお祈りをし聖歌を歌っている姿を眺めてください。
それは、単なる感傷的な美しさではありません。無力な人間が意地や強がりを捨てた最も人間らしい姿です。
アウグスチノという聖者は、「祈ることを知っている人間は生きることを知っている人だ」と書き残しています。
宗教的情操は、お子様の心を豊かにし波風の多い人生の支えになることでしょう。
幼稚園における祈り、聖歌などの宗教的なものに深い御理解と御賛同をいただけたら幸いです。
幼稚園とはどんなところでしょうか?
幼稚園は3才から小学校を入学するまでの幼児を入園させて教育を行う学校です。文部省から認められている学校機関であり、学校教育法に示されている目的に基づいて幼児を保育し適切な環境を与え、その心身の発達を助長することを目的とします。したがって幼稚園は幼児に対し、
1.心身の健康に関する領域(健康)
2.人との関わりに関する領域(人間関係)
3.身近な環境とかかわりに関する領域(環境)
4.言葉の獲得に関する領域(言葉)
5.感性と表現に関する領域(表現)
以上の5領域にわたって総合的な指導を行い基本的な生活習慣と望ましい人格形成の基本を造るところです。
モンテッソーリ幼児教育法とはなんでしょうか?
モンテッソーリ教育は、1870年にイタリアで生を受けたマリア・モンテッソーリ女史によって生まれました。
彼女はイタリア初の女医になり、はじめは障がいを持つ子どもの教育に当たっていましたが、その手法を健常な子どもにも適用し、実践するようになりました。
彼女は常に子どもの観察と研究を重ね、自由と平和を求めて世界中を訪れ、多くの子どもたちにその理想を伝えてきました。
現在、モンテッソーリの教えはその息子のマリオ・モンテッソーリが引き継ぎ、世界中の教育機関で実践され続けています。
レディネス・コースについて
学校教育法に定められている「3才以上の幼児」の枠外で2才児対象にモンテッソーリ教授法に添った保育を行います。
2才・3才の「敏感期」における最も大切な時期にモンテッソーリの科学的かつ、系統教育をし次の段階へのレディネス保育を目的として行います。
入園までにどんな準備が必要でしょうか?
■ご用意していただくもの
1.お弁当箱、お箸、箸箱、スプーンなど、子どもの状態に応じて適切に選ぶ。(子どもが自分で扱えるもの)
2.持ち物、衣類等は一つ一つ必ず記名する。
■できるようにしておくとよいこと
1.自分の身支度などは、できるだけ自分でする、またはしようとする。
2.自分の持ち物を見分ける。
3.ひとりで用便の始末ができる、またはしようとする。(当園では「おてあらい」という名称に統一しています。)
◎毎朝登園前に排便をする習慣をつける。
◎女児は必ず紙を使う。
◎行きたいときは先生に報告する。
4.ひとりで手を洗う、うがいができる。またはしようとする。
5.ひとりで鼻をかむことができる。またはしようとする。
6.自分の名前を呼ばれたら「ハイ」と返事ができるように。
入園したらどんなことに注意するべきでしょうか?
1.制服は登園するときから帰宅するまで着用させます。
2.登降園はスクールバスを利用します。バス停は変更する場合がありますのでご家庭のご協力をお願いします。
3.入園式と次の日から、付き添いの保育期間中には担任の許可なく室内に入れません。
降園時に担任教諭の許可を得て室内に入って絵画などを見ることは差しつかえありません。
4.入園当初の園児は保護者の考える以上に神経を使い疲労するものです。
帰宅したら本人から話そうとしないかぎり、園で何をしたか質問攻めにしないように静かに休ませてあげてください。
5.毎日園からの便りがないか、よくカバンの中を調べてください。
ご家庭からのお手紙等提出物は、必ずお子様の了承のもと出し入れをご一緒に行ってください。
また、園からのお便りの読み落としがないよう、ご注意ください。
なお、園から出される印刷物、お知らせなどは全て園だよりファイルに保管されると便利です。
6.登降園に際しては朝、バスに乗るまでと帰りのバスを降りたらご家庭の責任です。
それぞれのバス停まで保護者の方が送り迎えしてください。
7.子どもの状態に関してはいつでも先生に直接、なるべく詳しくお知らせください。
ただし、保育時間中に先生と話したり、電話で呼び出すことは避けてください。
電話は午後4時以降にお願いします。
8.不要なお金は持たせないでください。
9.降園時間は14時となり、月曜~金曜まで給食を提供しております。
アレルギー食の対応も可能となります。詳しくはお問い合わせください。
お弁当開始時期はだいたい4月中旬ごろです。土曜日は休園です。
その他、ご家庭でできること
1.ご家庭に帰ってからお友達と遊ぶときは、保護者同士で連絡をとり、過ちが起きないよう気をつけてください。
2.外へ遊びに出る場合は、家の人に行き先を言う習慣をつけさせてください。
3.子どもたち同士が仲良くなるように、保護者の方たちも仲良くしましょう。